腎臓病はたんぱく食事療法が基本になります

1日に何をどれくらい食べたらよいかや、メニューに関するアイデアや、各々に応じた食塩の抑え方などを指導します。低たんぱく食事療法においては、治療用特殊食品の使用がメインとなりますから、治療用特殊食品の紹介や使い方なども教えます。それぞれの患者さんが、実際どれほどのたんぱく質や食塩を摂っているのかを調べます。日中の排泄物の検査ののち、摂取量を算出します。1日分の尿への尿素窒素やナトリウムの排泄量を見ることで、体内へのたんぱく質や食塩の摂取量を理解することができます。もっとも適切な蛋白摂取量は、標準体重で約0.8g/kgです。仮に標準体重を約60kgとすれば、おおかた必要な蛋白摂取量は、一日50gです。それぞれの食品に含まれる蛋白量を確認したければよく見かける食品標準成分表を参考にするとよいでしょう。これらの食事療法については、栄養士からの食事指導で具体的な工夫について指導してもらうことも可能です。仮に開業医さんに食事指導を受け付けてもらえなかったら、腎臓内科を併設した病院を紹介してもらって、専門的意見を頂くこともよいと思います。一度失われてしまった腎臓の機能は、回復することがない場合が多く慢性腎不全といわれる病態になります。とはいえ、近年の医療技術の発展により早期発見・早期治療が実現できるので、未然に腎臓の機能低下を防いだり、遅延も見込めます。もし、末期の腎不全になったとしても、これまでの透析療法や移植とは別にさらに治療法の選択肢が増えているため、各々の条件に適した最良の治療が望まれます。腎臓機能が低下し腎臓病が悪化してくるといわゆる腎不全と言われる病態に移ります。病状が急速に悪化する急性腎不全と、長い年月をかけて徐々に腎機能が悪化する慢性腎不全があります。先に挙げた急性腎不全は、適切な治療を行って病状悪化の元を探り除去することにより、腎臓の機能回復が期待できます。慢性腎不全については、その特性により回復の見込みが薄くなり、徐々に腎臓の機能が失われます。腎臓病にはDNAに起因する腎炎から、感染などで後天的に起こるものまでさまざまですが、会社や個人などで定期的に健康診断を受診し、治療と症状を悪化させない生活を心がけることでいつもと変わらない健やかな生活を送ることができます。けれども、ある腎臓病に関しては無自覚なものもあるために、常に油断しないようにすることです。場合によっては尿に病気のサインが出るので、医師の診断を仰ぎ自己判断を避けましょう。近年の問題として、腎機能を悪くする方の増加が挙げられます。この腎臓という臓器は背中のあたりに左右一つずつあり尿を作り働きとしては体内の不要な老廃物を外に出したり、電解質の調整を行ったり、血液が酸性に傾くのを防いだり、血圧の管理であったり赤血球の生成にも関係し、これらの機能は我々の体にとってとても大事です。当然ながら、腎臓に関する治療は病院を訪ねてふさわしい治療を受けることも先決ですが、日々の食事や生活の習慣を見直すことが不可欠です。多くの慢性腎臓病の場合、腎機能が著明に改善することは少ないので、機能の一つであるカリウムの排泄能力が衰退していくことが多く、体内へのカリウム摂取と体外への排泄の調整が必須条件となり、必要に応じてカリウムの摂取を抑えていくことが不可欠です。一般的な野菜ジュースは、材料を濃縮し加工しているため、生野菜や素のままの果物に比べて含まれているカリウムが、間違いなく多量です。その影響で、腎機能が低下している患者さんが、普段からよく野菜ジュースを飲んでいると、高カリウム血症を発症する危険が高まります。CKDの治療には薬物治療と食事療法がメインとなり、これらの積極的な管理がCKDの進行を抑制します。食事療法に肝心なのは減塩と蛋白制限であり、減塩食は高血圧治療を容易にして、蛋白制限食につては腎臓の機能低下を抑える効果が得られています。CKDステージ3の場合、理想とされているのが減塩が一日6g・蛋白制限が体重1kgに対し0.6g、これは日本人の平均的な塩分・蛋白摂取量の約半分であるために、蛋白制限食は美味しくない、カロリー摂取が満たされないなどで、実施するのが難しい方もたくさん見られます。腎臓はソラマメに似た形をした臓器で左右に一個ずつ、腰の辺りに存在します。腎臓には糸球体とよばれているたいへん小さな血管がたくさん集まっている場所です。腎臓の主な機能として、体内のたんぱく質の代謝の過程で生じる血液中の老廃物や毒素を尿中に排泄します。体内の電解質の濃度を常に変わらずキープしたり、赤血球を作るホルモンや血圧調整、骨の成長段階に必要なホルモンを作り出すなどの我々の体にとって大事な働きをしているのです。腎臓の負担を軽減するためには、減塩することが大事です。一日に6g未満が、食塩摂取量としては適切とされています。加工品や塩蔵品をさけて、できるだけ生の食品を摂りましょう。毎日の料理には、天然のだしを使ってみましょう。料理次第で、薄味でもたいへんおいしく食べることができます。肉・魚・卵・大豆製品・乳製品は、たんぱく質が多く含まれる食べ物です。たんぱく質の制限を必要としている方にふさわしい食品として「低たんぱく質食品」が市販されています。目的に応じて、使い方などは管理栄養士に相談してください。続きはこちら⇒腎臓病食 宅配